2015年06月22日

過去に胞状奇胎になったことがある場合の妊娠

過去に胞状奇胎になったことがあり、今回の妊娠は大丈夫だろうかと不安を感じる方もいらっしゃいます。
医師から許可が出ている場合の妊娠であれば、前の病気が影響する心配はないでしょう。
ただし、必ず医師の指示どうりに検診を受けてください。

胞状奇胎とは、受精卵が異常な発達をしておき、胎盤のもとになる組織が変化していく病気です。
超音波検査や、尿の中のhCGというホルモンを測定する検査で診断されます。
流産後に子宮の内容物のしんだんで見つかることもあります。
胞状奇胎と診断された場合には、子宮の内容物を除去する手術を2回行います。
、極稀にですが、繊毛がんに病変する可能性があります。
慎重に術後の経過を診ていきます。



posted by サック at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 不安解消Q&A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月19日

性器ヘルペスの妊娠経過への影響は

性器ヘルペスは、ウィルスによる性感染症の一種です。
主な症状は、患部の痛み・水疱・ただれ・潰瘍です。
稀に無症状のケースもあります。
ヘルペスに一度感染すると、その後ずっと神経系の細胞にウィルスが潜伏します。
そして、過労時や妊娠中などの免疫力が低下した状態になると、再発しやすくなります。
ですから、妊娠後に性器ヘルペスに感染している事がわかる場合もあります。

以前は治療には塗り薬しかなく、症状が治まるまでに時間がかかりました。
今は、内服薬や点滴もできるようになり、早めに回復できるようになりました。
回復すれば、お腹の赤ちゃんへの影響は、さほど心配ありません。
ただ、出産間近の再発には注意が必要です。
分娩時に産道にウィルスが存在し赤ちゃんに感染してしまうと、思い症状を引き起こす可能性があります。
ですから、分娩間近に再発した場合は帝王切開になる可能性が高くなります。
過労を避け、体調管理に気をつけて再発を防げるように心がけてください。

posted by サック at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 不安解消Q&A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月16日

妊娠初期の唾液のこと

妊娠すると唾液が増える方がいらっしゃいます。
なかなか止まらないで困る人も。
一般的には、長くても妊娠20週くらいには治ります。
唾液の増加は、つわり症状の一種です。
つわりの主な症状には、吐き気・嘔吐・食欲不振などがあります。
これらの症状が強くなり、食事が全く摂れずに入院が必要なほどの症状になるのを「妊娠悪阻(にんしんおそ)」といいます。
それに比べると唾液が増えるのは比較的軽いつわりといえます。
頑張って乗り切ってください。
唾液が増えた妊婦さんの多くは、外出先でハンカチやタオルで口を拭いて対処されているようです。
でも、こんな消化器症状がいつまでも続く場合は、内科医に相談することをおすすめします。
また、口の中を清潔に保つように心がけてください。


posted by サック at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 不安解消Q&A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月13日

妊娠中に足に静脈瘤ができた

妊娠中は女性ホルモンの影響で静脈の血管が拡張します。
また、大きくなった子宮に骨盤や腹部の大静脈が圧迫されます。
それが原因で、下半身から心臓に戻る静脈血管の流れが悪くなる傾向があります。
そのため、足の付け根や太もも・下肢の表面などの静脈の流れが滞り、青黒い色の静脈瘤ができやすくなります。
この症状を改善するためには、静脈の流れをスムースにする事が必要です。
1)長時間立ち続けるのは避ける
2)就寝時は足の下にクッションなどを入れて足を高くし、左側を下にした横向きの姿勢で寝る
といったことを心がけてください。
症状が軽い場合は、産後はほぼ軽快していきます。

血流が悪い場合に注意が必要なのは「深部静脈血栓症」という病気です。
これは肺の血管をつまらせる肺塞栓症を引き起こす可能性があり、人名に関わる問題となる事があります。
足全体が腫れたり、痛みを感じられるような場合は、すぐに受診してください。




posted by サック at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 不安解消Q&A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月11日

夏生まれの赤ちゃんの世話

夏の暑い時期に生まれた赤ちゃんのお世話で気をつけてあげたいのは、「あせもの予防」です。
赤ちゃんの汗の出口の数は大人と同じです。
あんなに小さな体なのに汗をたくさんかくということになります。
汗をかいていたら、こまめに拭いてあげてください。

あせもと同様に注意したいのが「おむつかぶれ」です。
暑い時期は、オムツの中も蒸れやすくなっていますので、かぶれが起こりやすくなります。
オムツの汚れは早めに察知して新しいものに交換してあげてください。
その際に、お尻を拭いた後は、しっかり乾かしてからオムツをあてるようにして下さい。

また冷房のあてすぎにも注意してください。
全く汗をかかない状態では汗線が発達せず、体温調整がうまくできなくないます。
冷房は適度に使用して、室温と外気温の差を5度程度に抑えたほうがいいでしょう。
あとは、扇風機などで調整してください。
また、冷房などの風が赤ちゃんに直接当たらないように気をつけましょう。

赤ちゃんの水分補給については、母乳やミルクをしっかり飲んでいれば問題はありません。
紫外線が強い時間帯の外出はできるだけ避けて強い直射日光を浴びないように配慮してください。
また、赤ちゃんが突然泣いたときには、体に虫がついている可能性もあります。
服とオムツを脱がせて点検してください。


posted by サック at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 赤ちゃんとの暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月06日

妊娠中に腎盂炎になってしまった

腎盂腎炎(じんうじんえん)を発症していました。
妊娠中の赤ちゃんに影響はあるでしょうかとの質問を受けました。

結論からいうと、腎盂腎炎にかかっても赤ちゃんへの影響はほとんんどないでしょう。
腎盂とは腎臓の中にあるふくろ状の器官です。
尿を膀胱へ送る役割を担っています。

腎盂に細菌が侵入して炎症が起こる病気を腎盂腎炎といいます。
発症すると、高熱・悪寒・腰や背中の痛みなどの症状を伴います。
入院して抗生物質を点滴するなどの治療が必要になるケースもあります。

妊娠中は大きくなった子宮の圧迫により、隣接する膀胱が拡張して緩んだ状態になります。
また、ホルモンの変化で尿の流れが滞りがちになるので、細菌感染による膀胱炎を起こしやすくなります。
膀胱から最近が上がってくると腎盂炎のの原因になります。
だから、まず膀胱炎にならないように気をつける事が重要です。
冷えに注意してトイレを我慢しないこと。
適度に水分をとって排尿し、膀胱内の細菌を洗い流すように心がけましょう。

ちなみに、膀胱炎の症状は、排尿痛・頻尿・残尿感・尿の濁りなどです。
そういう特有の自覚症状がある場合には、早めに産院を受診してください。

posted by サック at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 不安解消Q&A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月02日

前置胎盤だと帝王切開は必須か

前置胎盤は、赤ちゃんが生まれる子宮の出口に胎盤がかかった状態を言います。
子宮口が胎盤でふさがれていますから、赤ちゃんが自然に産道から出てくることは望めません。
つまり、必ず帝王切開でのお産になります。
前置胎盤の場合に気をつけねばならないことは、お腹の張りです。
妊娠中期以降は、子宮の収縮が頻繁に起こりやすくなります。
そのため、子宮の筋肉と胎盤の間にずれが生じて出血が起こる事もあります。
ある程度の時期になると管理入院が必要になる場合が多いので、担当医師とよく相談をしておいてください。
安静を心がけながら、おなかの張りや不正出血が見られないか十分注意して過ごしてください。
帝王切開と聞くと、戸惑いや抵抗を感じる方もいらっしゃると思います。
帝王切開は、ママと赤ちゃんの命を大切と考えて行う手術です。
胸を張って人に伝える事ができる立派な出産方法といえますよ。

posted by サック at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 不安解消Q&A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月31日

妊娠中の職場での過ごし方

妊婦さんが職場で安全に過ごすためには、ご自身で職場の方達に働きかけて、よい環境を得るように努める事が必要と思います。
そのためには妊娠前から仕事に対する意識を高めておくことも必要です。
職場では、以下のようなことに留意してください。
1)お腹を圧迫しない体制で仕事を行う
2)あわてず、余裕を持って昼食をとる
3)昼休みは、普段よりもリラックスを心がける
4)よい人間関係を保つように心がけ、、明るく過ごす。

それから、過度の冷暖房はお腹によくありません。
下着や服装にも気を配ってください。


今は「働く主婦」もたくさんいらっしゃいます。
産婦人科での初診の際に、職場環境や自分の健康状態のことを医師に伝えてください。
そして、当面の指示を仰いでください。
その上で、ご主人やご家族とよく話し合い、勤務を続けるか退職するかの方針を立ててはいかがでしょうか。

また、産後の職場復帰も微妙な問題です。
妊娠中は出産後も働くつもりだったけれど、いざ出産したら、家事や育児の負担が大きくて、育児に専念せざるを得ないかも。
職場に迷惑をかけない計画的な出産も大切です。


posted by サック at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 妊娠中の過ごし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月28日

妊娠中の通勤のこと

妊娠中の通勤のの留意点について書いてみます。
1)バスや電車通勤で席が空いていない場合は、しっかいとつり革につかまること
2)転倒防止のため、急に走り出したりしないこと
3)階段では手すりにつかまること
4)できれば、ラッシュアワーは避けること
(多少遠回りになったり通勤所要時間が増えたとしてもです)




妊娠しても、スタイルを気にして薄着の方もいらっしゃいますが、お腹の保護や保温のために、下着は厚めに着た方がいいです。
乗り物の振動は大きな影響があります。
激しく揺れる乗り物は避けてください。
特に妊娠前期は注意してください。
遅刻しそうになって走るのも危険ですから、時間に余裕を持って早めに家から出発してはいかがでしょうか。



posted by サック at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 妊娠中の過ごし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月27日

腹帯

妊娠5ヶ月の戌の日に腹帯を巻くのは昔からの風習です。
戌の日にこだわる必要はないでしょう。
でも、腹帯は下腹部の安定や保温に役立ち、胎児を適正な位置に保つ観点でも効果があります。

半反(約4m)のさらし木綿を二つ折りにして数回巻きつけるのが一般的です。
いつも清潔な腹帯を着用するように、2〜3本用意するといいでしょう。

実費はいただきますが、うちのクリニックで、巻くことも可能です。





posted by サック at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 妊娠中の過ごし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。