2012年01月04日

妊娠中の薬について 〜1

妊娠初期に飲んだ薬のことが気になり、相談されることが多々あります。
妊娠はできるだけ早く確認してください。

赤ちゃんのいろんな器官ができる時期は、妊娠4週目から15週目までです。
この時期は臨界期といい、ヒトとしての形が作られていきます。
妊娠4〜7週は重要な臓器が発生して分化していく時期です。
この時期に、催奇形性がある薬を使うと影響がでる可能性があります。
妊娠8〜15週になると薬の影響はかなり少なくなりますが、口蓋裂やオン女子性器の男性化などの異常が起こる可能性があります。
妊娠15週を過ぎると催奇形性についてはあまり心配しなくてよくなりますが、臓器の機能面での影響が出る可能性があります。
薬によっては難聴や骨の発達を妨げる原因になることもあるので注意が必要です。


ラベル: 妊娠
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2012年01月05日

妊娠中の薬のこと  〜その2

新薬開発の際には動物実験が義務付けられ、結果は厚生労働省へ報告することになっています。
薬局で市販される家庭薬は安全第一に作られています。
規定量を数回服用したくらいでは、赤ちゃんへの影響を心配しすぎないでください。
しかし、妊娠が判明したら、薬は自分だけの判断で飲まないようにしてください。
必要な場合は産婦人科の医師に相談してからにしてください。
これ、大原則です。
妊娠中のどの時期に薬を飲んだかによって、赤ちゃんへの影響は異なってきます。
最も注意すべきは妊娠4〜7週です。
この頃は、やっと妊娠に気がつくころです。
月経不順の人だと、まだ遅れているとしか思わないかも。
この状態で薬を飲んで、あとで心配する人が多いのです。

昨日と同じことをまた言いますが・・妊娠はできるだけ早く確認してくださいね。
ラベル:妊娠
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2012年01月06日

妊娠前に飲んだ薬はあまり心配しないで

妊娠前に飲んだ薬のことを心配される方もいらっしゃいますが、特殊な薬以外は心配不要です。
受精以前に卵子が影響を受けた時は、受精しても着床しないことが多い傾向にあるようです。
旦那さんが飲まれた薬も同様で、影響を受けると精子は受精能力が乏しくなります。
再度受精可能な精子ができるまでに2ヶ月以上かかります。
受精した時期に風邪薬を飲んでいても、既に受精可能な精子ができているということですから、心配は不要です。

ラベル: 妊娠前
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2012年01月07日

妊娠後に飲んだ薬のことは医師に相談してください

既に飲んでしまった薬のことが心配であれば、迷わず主治医に相談してください。
薬の名称・飲んだ時期・飲んだ量を伝えてください。
薬の容器やラベルが残っていたら、それを持参して医師に見せてください。
市販の薬の多くは影響が少ないのですが、妊娠・出産について100%安全と断言する医師はいません。
というのも、薬服用の有無に関わらず、全妊娠の中でわずかですが一定の確率で障害がある子供が生まれる可能性があるからです。
その障害の多くは軽いもので、手術などできれいに治り生活に支障も残らないのですが、医師としてはそのようなケースを無視して「絶対大丈夫」とは言い切れません。
その点はご理解ください。

ラベル:妊娠後
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2012年01月10日

注意が必要な薬とそうでない薬

妊娠中に以下のような薬を使う時は注意を要します。
鎮痛解熱剤
ステロイド剤
乳腺症の薬
クラミジアの薬
ビタミンA,ビタミンD
乾癬の薬
痛風の薬
結核の薬
吐き気止めの薬
癌、テンカン、血栓症の薬

産婦人科が出す薬の中にも、クラミジアの治療に使うチトラサイクリン系の薬のように、おなかの赤ちゃんに影響を与えるものもあります。
しかし、妊娠が判明した人へは、影響がないものに変更したり、量と使用期間を考えて安心して使えるように配慮されています。

妊娠している人に処方される薬には以下のようなものがあります。
抗生物質
抗真菌剤
鉄剤
子宮伸縮抑制剤
止血剤


薬のことは、迷わず主治医に相談してくださいね。

ラベル:妊娠
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2012年01月11日

抗生物質について

産婦人科で妊娠している人に処方される抗生物質で多いのは、ペニシリン系かセフェム系です。
どちらも赤ちゃんへの影響が少ない薬です。
膀胱炎などのように細菌に感染した際に抗生物質は使われます。
薬の血中濃度を一定に保つことが重要なので、飲んだり飲まなかったりすると効果が期待できなくなります。
そればかりか、細菌に耐性ができ、薬が効かなくなることもあります。
医師の指示どおりにきちんと服用しましょう。

ラベル:抗生物質 妊娠
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2012年01月12日

抗真菌剤について

カンジタ膣炎に使われる薬です。
カンジタは体力が落ちたときなどに増殖して、かゆみやおりものの増加などの症状を起こします。
妊娠中もカンジタが増殖しやすくなります。
出産までに治さないと赤ちゃんが産道感染して、カンジタ皮膚炎などになることがあります。
カンジタ膣炎には抗真菌剤の膣座薬、軟膏、クリームなどが使われます。
膣粘膜は薬の吸収がいいので、念のために妊娠12週までは軟膏かクリームで治療します。
それ以降は膣座薬を使います。
ラベル:抗真菌剤 妊娠
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2012年01月13日

鉄剤について

鉄欠乏性貧血の際に出される薬です。
鉄は血液中のヘモグロビンの成分の一つで、赤ちゃんの発育になくてはならないものです。
薬を出されたら、きちんと飲んでください。
但し、人によっては鉄剤で胃腸障害を起こすこともありえます。
その場合は、飲むのを数日控えた方がいいかもしれません。
主治医の方にご相談ください。
ラベル:鉄剤 妊娠
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2012年01月14日

子宮収縮抑制剤、止血剤について

切迫流産・切迫早産のときに子宮の収縮を抑える目的で使われる薬です。
おなかが張ったり腰が痛い時には、ズファラジランを使って子宮の安定を図ります。
ズファラジランにはお母さんの心拍を多少早くする副作用がありますが、赤ちゃんへの影響はありません。
妊娠24週目移行の切迫流産にはウテメリンがよく使われます。
ウテメリンにもお母さんの心拍を早くする副作用がありますが、子宮の安定にはいいのです。
赤ちゃんの心拍も多少早くなりますが、機能に異常を及ぼすほどではありません。

止血剤は切迫流産・切迫早産のときに補助的に使われます。
血管を強化して出血しやすい状態を抑えたり、出血を早く止めたりする作用があります。
長期間使われていて、赤ちゃんへの影響も少ないようです。
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2012年01月16日

妊娠中は注意が必要な薬

以下のような薬を使うときは注意を要します。
産婦人科医に必ず相談してください。
1)鎮痛剤・解熱剤
2)ステロイド剤
3)乳腺症の薬
4)クラミジアの薬
5)ビタミンA,ビタミンD
6)痛風の薬
7)結核の薬
8)吐き気止めの薬
9)乾癬の薬

その他に注意すべき薬としては、ガン・テンカン・血栓症の薬などの中にも催奇形性があるものがあります。
これらはもともと、医師の指導のもとで一定期間使う薬です。
主治医とよく相談してください。
ラベル:妊娠 注意する薬
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