2015年03月20日

尿検査で糖が出たら

尿検査は、妊婦検診で初期から毎回行われます。
妊娠中に何回も行う尿検査ですから、3人に1人くらいは、糖が出た経験があるでしょう。

妊娠中は体内の血液量が1.5倍に増えます。
血液中の糖は、腎臓でろ過され再吸収されます。
しかし、妊娠しても再吸収できる糖の量は一定です。
そのため、尿に糖が出やすくなります。
特に、妊娠後期はそれが顕著になります。
尿糖の陽性反応が出ても、一過性のものが多いでしょう。

尿糖の検査結果は、濃度によって+の数が最大3つまで表示されます。

検査で2回以上連続で糖が出ていた
検査結果が+++だった
こういった場合は、妊娠糖尿病やその予備軍の疑いが出ますので、血液検査で尿糖値を精密に調べる必要があります。


妊娠前から持病の糖尿病があった場合、特に妊娠初期に注意が必要です。
赤ちゃんの器官形成期である妊娠初期に高血糖状態にさらされると、赤ちゃんの体に影響が出ることもあります。
妊娠前から医師の管理のもとに、血糖値をチェックして妊娠して、早期から血糖値をコントロールしていければ理想的です。





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2015年03月28日

妊娠糖尿病の療法

妊娠糖尿病の主な治療法は、食事療法です。
産科的な問題点がなければ、入院せずに食生活を適した食事にして血糖値を管理していきます。
妊婦さんに必要なカロリーや栄養を十分摂取することを基本にして、糖分や脂肪分を控えてください。
目標は、空腹時血糖値が100mg/dl以下、食後2時間血糖値が120mg/dl以下です。
適切なカロリー摂取と、炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルなどをバランスよく摂取することが大切です。

食事療法意外には、運動療法・インスリン注射があります。


妊娠糖尿病に限らず、妊娠中の予防のためできることは以下の3つです。
1)バランスのよい食生活による体重管理
2)適度な運動
3)妊婦健診の受診


妊婦健診は直接の予防策ではありません。
でも、検査することで、異常の早期発見ができます。
早い時期から血糖値等をコントロールしていけば、未然にトラブルが防げて、安心してお産にのぞめます。

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2015年04月15日

戌の日の着帯

前回のブログ、出産の流れを時系列で説明するのに、子宮の開きのことも加えて説明しようと試みたのですが、かえって解りにくい文になってしまったかなと感じています。
文だけで伝えるのは難しいですねあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)
図にしたらわかりやすいかな?

話し変わって、ちょっと盲点だったなと思った話題を。

戌の日の着帯を当院で行ってもらえるかとの質問を受けました。

当院の場合、戌の日の着帯は通常診療日に行なっております。

詳しい内容は、お電話でお問合せいただいたほうが、十分説明できるでしょうかね。


健やかなマタニティライフをお過ごしください。


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2015年04月25日

尿漏れ防止のこと

産前産後には、尿漏れで悩まれる方もいらっしゃるようです。
尿漏れの予防には骨盤底筋群を鍛える事が有効です。
つまり、骨盤底筋群を鍛えるエクササイズを行う事が有効といえます。
妊娠中に骨盤底筋群を少し鍛えておかないと、産後も尿漏れが続く事があります。
自分一人で我流でやって、ちゃんとできるかな?と思ったら、どこかの教室に通う手もあります。
うちでもやっていますが、妊娠中のマテニィビクス・産後のアフタービクス教室を開催している産婦人科が多数あります。
そこで正しいやり方の指導を受ければ、適正に骨盤底筋群を鍛える事ができます。

エクササイズって言葉は、それなりに認知されていると思います。
それと比べると、マテニィビクスやアフタービクスは認知度が低いかな。

エクササイズとマテニィビクス・アフタービクスは全く別物と思われているかもと思って書きました。

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2015年04月30日

妊娠中の頻尿予防

今日は、妊娠中に頻尿になってしまうのを予防するために、プレママがご自分でできそうなことを書いてみます。
結論をいうと、以下の2点に注意して生活してください。
「肥満や便秘にならないようにする」
「体が冷えないように温める」
肥満気味だったり便秘が続いていたりすると、妊娠して大きくなった子宮だけでなく、脂肪や便でも膀胱を強く圧迫してしまいます。
それが頻尿の原因になりやすいのです。
体重の増え過ぎに注意し、便秘を改善するように努めてください。
また、体が冷えるのも頻尿の原因になります。
冷房が効いた部屋で長時間過ごす際には、お腹周りや足元を腹帯や靴下などで温めるようにしては如何でしょうか。


今月はブログの更新をだいぶサボってしまったなと思っているのですが、それでもこれで7話め。
投稿数が500に近いからか、書かなくてもけっこうアクセスして読んでいただいているようです。
ボチボチやっていきます。




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2015年05月15日

御家族の協力について

妊娠中はご家族の理解と協力を得て、十分摂生して、ゆったりとした気分で過ごせる環境を作れるといいですね。
妊娠といっても、一般的な病気とは違いますから、今までの日常生活をがらりと変える必要はありません。
でも、体に負担がかからぬ程度に生活のリズムを身につける必要があります。
それには、御家族の理解と協力が必要になります。
とくに、仕事をしている妊婦の方は、早い段階で御家族の協力を得られるようにしてください。
以前は妊婦は足がむくむのが当たり前という時期もありました。
その考えは捨てたほうがいいでしょう。
でも、周りに協力してもらえないと辛い事もあると思います。

今は心配性の旦那さんやご家族が増えているかなとも感じます。
あまり過保護にされるのも生活のリズムを崩します。
適度にということで。
posted by サック at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 妊娠中の過ごし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月17日

妊婦さんの睡眠と休養

言うまでもないでしょうが、妊婦さんは睡眠と休養を十分とってください。
8時間睡眠できると理想的です。
妊婦さんの寝不足は胎児にも影響するかも。
妊娠すると、疲れやすくなるのは自然なことです。
しんどいなと感じたら迷わず休憩することも大事。
できれば、少し昼寝もできるといいのですが。
睡眠と休養は必要ですが、朝から晩までゴロゴロしているのも禁物です。
生活環境に合わせて、過労にならない程度を心がけてください。

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2015年05月19日

妊娠中の入浴

体に異常がないかぎり、毎日入浴してもかまいません。
ただ、長湯は疲労のもとです。
そこには留意してください。
また、風呂場での転倒には、流産につながるリスクがあります。
そこにも十分注意してください。
お腹が大きくなると動きが鈍くなります。
くれぐれもご注意ください。
温泉浴場が好きな方は、混雑している時間帯は避けたほうがいいかも。

妊娠末期になると、膣や外陰部はやわらかくデリケートになっていますから、局部は丁寧に拭いてください。
入浴できないときはぬるま湯などで消毒するのもよいでしょう。

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2015年05月21日

妊娠中の運動のこと

散歩や軽い体操は、胎児の発育のためにも大切です。
ただ、膣圧が強くかかる動作は避けてください。
重いものを持ったり、かがんだりする動作は控えてください。
(禁物ですといいたいくらい)

運動不足だと、出産時に手がしびれてしまう方もいらっしゃいます。
その予防のためには、万歳をするようなポーズで手を軽く上にあげる運動を毎日数回行なうといいかと。

軽い運動の重要性はわかるけれど、具体的にどの程度がいいのか判りにくい場合は、妊婦さんのための運動教室に通うと、どれくらいが適正がわかります。
うちでもマタニティビクスの教室をやっています。
これは、適度な運動と理解し実行するだけでなく、ママ友つくりにも有効だと思います。


話し変わって、一般論で化粧のことを。
女性ですから、日頃ばっちりメイクしていらっしゃる方もいらっしゃると思います。
診察する側としては、貧血の有無や体の異常を発見するのには、ほどほどの化粧の方が判別しやすいなと思う事もあります。

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2015年05月23日

便秘と痔

ことさらに不安をあおる意図はないのですが、便秘と痔は流産のきっかけになることもありえます。
でも、浣腸や強い下剤は考え物です。
医師に相談して、適正なものを使ってください。

便意のあるなしに関わらず、一日一回規則的にトイレに行く習慣をつけてはいかがでしょう。
食生活を規則的に行う習慣も有効かと。
妊娠中はよほどの事がないかぎり痔の手術はできません。
脱膣感がある場合には排便後に局部をよく洗い、塗り薬などを使ってください。
その薬も、医師に相談して選んでください。
posted by サック at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 妊娠中の過ごし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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