2011年11月03日

更年期障害について

ブログに何か書くか考えました。
いろんなことを書いてみたくなりました。
まずは、更年期障害のことを何回か書いてみます。

更年期の定義

女性のライフサイクルは、思春期・性成熟期・更年期・老年期に分類されます。
これらのライフサイクルは、エストロゲンと深く関係しています。
エストロゲンは一般に女性ホルモン、あるいは卵胞ホルモンと呼ばれています。
エストロゲン分泌が増加する思春期は、体型が女性らしくなるとともに月経が発生する時期です。
この時期のエストロゲン分泌は、まだ不安定。
分泌が安定すると、妊娠・出産に適した性成熟期になります。
性成熟期と老年期をつなぐ梯子の時期が更年期です。
閉経前後の約10年間程度が更年期と言われています。
個人差はありますが、45歳から55歳くらいでしょうか。
更年期には、エストロゲン分泌が急激に減少し、身体的な変化を自覚するようになります。

次回は、更年期障害の症状のことにしようと思っています。乞うご期待。


これだけで終わると、なんとなく物足りないですね。
うちのクリニックへ入院される人は、出産される方ばかりです。
入院食は、朝昼夕ご飯以外に「おやつ」もお出ししています。
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おやつも手作りです。
美味しいって評判をいただいています。
そう評価していただくのが、調理スタッフにとって一番の励みになります。
ありがとうございます。


ラベル:更年期障害
posted by サック at 14:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 更年期障害のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月04日

更年期障害のサインとなる症状

閉経が近くなると卵細胞が年をとって変化してしまい、下垂体からの性腺刺激ホルモンに対応しなくなってしまいます。
そのため、刺激ホルモンの値がさらに上昇してしまいます。
でも卵胞はそれに応えて成熟することができないため、そこでもエストロゲンが産生されません。
この急激な変化によっていろいろな症状が出てきます。
例えば、月経不順・のぼせ・ほてり・発汗・疲労感・不眠・不安・憂うつ 等の症状がみられるようになります。
これらは更年期障害の主な症状ですが、症状の種類や強さには個人差があります。
主因とは、エストロゲン分泌の急激な低下ですが、生活環境の変化が関係しているケースもあります。
エストロゲン分泌の低下状態が続くと、膣や膀胱の粘膜が変化し、膣炎・性交痛・尿失禁などが起こります。
さらに、低下状態が長期間続くと、動脈硬化・心筋梗塞・骨粗鬆症・認知症などの可能性が出てきます。

以下 次回へ続きます。


今日も入院食のおやつの写真を載せてみます。
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ラベル:更年期障害
posted by サック at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 更年期障害のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月05日

更年期障害の治療法

更年期障害の対処法には様々なものがあります。
医師に相談して、あなたに適した方法で対処していきましょう。
更年期障害の治療法には、症状にあわせて以下のようなものがあります。
 ○薬物療法
    症状にあわせて自律神経調整薬・抗うつ薬・漢方薬などを使用します。
 ○ホルモン療法
    低下したエストロゲンを補う根本的な薬物療法です。
 ○カウンセリング療法
    医療面接により、悩みやストレスを取り除きやすくしていきます。
気分転換を図ってリラックスすることも、更年期障害の症状軽減に役立ちます。
趣味の時間を持ったりしてはどうでしょうか。
それから、定期的な運動とバランスのよい食事も心がけてください。
脂質異常症・動脈硬化・骨粗鬆症などの予防にもなります。


今日もおやつの写真を載せます。
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2011年11月07日

ホルモン療法の方法

更年期障害のホルモン療法は低下した女性ホルモンを補うことで症状を改善する治療法です。
ホルモン療法に使用されるエストロゲンには、飲み薬・貼り薬・塗り薬などがあります。

子宮がある人の方法としては、エストロゲンと一緒に黄体ホルモンを使用するのが一般的です。
黄体ホルモンを使うことで子宮体がんの発症を防止できます。
黄体ホルモンの使用方法には、エストロゲンと一緒に連続して使用する方法と一定期間だけ使用する方法があります。
子宮を摘出した人はエストロゲンのみを使用します。
最近では、エストロゲンと黄体ホルモンの両方を含む貼り薬も登場しています。

ちなみに、ホルモン療法は、通称HTと呼ばれています。
Hormon Therapyの略称です。


今日は、入院食の昼ごはんの写真を載せてみます。
ランチ1.JPG
ラベル:ホルモン療法 HT
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2011年11月08日

ホルモン療法のメリットとデメリット

ホルモン療法は充実した更年期を過ごし、老年期に備えるのに有効な手段の一つです。
メリット・デメリットも知っておきましょう。
メリット
○のぼせ・ほてり・発汗といた更年期障害でよくみられる症状に対して有効
○膣炎や性交痛などを改善します。また、皮膚に弾力が戻り、若々しい肌になります。
○骨量の減少が抑制されることで骨粗鬆症になりにくくなります。骨折も少なくなります。
デメリット
●主な副作用
子宮からの不規則な出血・乳房の張りや痛み・飲み薬による吐き気・貼り薬による皮膚のかぶれなどが起こる可能性があります。これらはホルモン療法初期によくみられますが、継続していくうちに消失するものもあります。
●乳がんのリスク
ホルモン療法を長期間行うと乳がんのリスクが高まりますが、5年未満だと乳がんの発生率に影響しないという報告もあります。また、療法中止後の乳がんに対するリスクはなくなるともいわれています。
ちなみに、乳がんは定期的な乳房検査により早期発見も可能です。
なお、エストロゲンと黄体ホルモンを一緒に使用すれば、子宮体がんを発症することはないようです。


今日は入院食の夕ご飯の画像です。
夕食1.JPG
ラベル:ホルモン療法
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2011年11月11日

更年期障害のホルモン療法 Q&A その1


<ご質問>
更年期障害かもしれません。市販の薬や栄養補助剤で治療してもよいですか?

<お答え>
更年期にみられる症状の全てが更年期障害とは限りません。
例えば、甲状腺機能低下症やうつ病は更年期障害と似たような症状を示すことがあります。
病状の区分を正しく把握して適正に治療したほうがいいでしょう。
更年期障害かもしれない症状があったとしても、ご自分だけの判断で市販の薬を選んだり栄養補助剤だけで治療しようとするより、まずは医療機関を受診してはどうでしょうか。
ラベル:更年期障害
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2011年11月12日

更年期障害のホルモン療法 Q&A その2

<ご質問>
更年期障害のホルモン療法は誰でも受けていいのでしょうか

<お答え>
子宮内膜症や子宮筋腫など、ホルモン療法を慎重に行う必要がある病気があります。
ホルモン療法を受ける前には、現在かかっている病気や過去にかかった病気について必ず医師に伝えてください。
以下のような病気の人は症状に悪影響を与える可能性があるため、ホルモン療法は受けられません。

 乳がん
 子宮体がん
 血栓症
 心筋梗塞
 狭心症
 脳卒中
 診断が確定していない異常性器出血
 重い肝障害
 ポルフィリン症 など
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2011年11月14日

更年期障害のホルモン療法 Q&A その3


<ご質問>
貼り薬によるホルモン療法のメリットとデメリットを教えてください

<お答え>
メリットの一つは、肝臓に対する悪影響が内服薬より少ないことです。
内服する薬は消化管から肝臓を経由して成分が血液中に吸収されます。
貼り薬は皮膚から成分が血液中へ移行するため、肝臓の働きに影響を与えにくく、副作用が少ないといわれています。
また、貼り薬は一定の速度で成分を浸透させるため、血中濃度が安定しやすいというメリットもあります。
デメリットは、貼付部位が赤くなったり、かぶれる可能性がある点です。これを避けるためには、貼付の際に部位を毎回かえるとよいでしょう。
posted by サック at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 更年期障害のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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