2014年04月08日

梅毒のことA 〜検査をしたほうがいい兆候

梅毒検査をやっておいたほうがいいのは、以下のような方です。

1)性行為から3週間経過後、以下のような症状が発生した人。
 性器や口などの皮膚や粘膜にしこりができた。
 脚の付け根のリンパ節が腫れるなどの症状がある。
 全身のリンパ節が腫れる、
 原因不明の発熱や倦怠感や関節痛がある
 赤いぶつぶつが顔や手足にできた
 ピンク色のあざが全身に表れた

2)パートナーが梅毒に感染していたことが判明した人
3)妊娠・出産を希望している人

梅毒は、医学的には第一期から第四期までに分けられます。

第1期 感染〜3ヶ月
2〜3週間の潜伏期間後に、外陰部に大豆〜そら豆程度の大きさの硬いしこりができます。
そけい部のリンパ腺も腫れます(この時期に痛みはありません)
これらの症状は一度、自然に消えます。
でも、自然治癒ではありません。

第2期 感染後3ヶ月〜2・3年くらい
バラ色の発疹が全身にできます。(梅毒疹)
治療しないでおくと、この状態が2〜3年続きます。
頭痛・発熱・間接痛・倦怠感などの症状が出ることもあります。
この時期は感染力が最も強く、全身に菌が広がります。

第3期 感染後2・3年〜10年くらい
骨・筋肉・内臓などに硬いしこりができます。
治癒はかなり困難となります。(治らない可能性が高い)

第4期 感染後10年以上経過
心臓・血管・神経までおかされる状態で、死に至ることもあります。
進行性の麻痺・梅毒性の動脈炎・脊髄の痛み・認知症・失禁等の症状が出てきます。


梅毒検査を受けるのに適正な時期は、第一期の「外陰部に大豆〜そら豆大の硬いしこりを見つけた」ときです。
(早期過ぎると、検査しても感染を発見できないかも)
でも、症状が出た場合は早めに病院を受診してください。
血液を検査して感染していないか確認します。
感染時の治療は、抗生剤投与等で治していきます。

梅毒は、胎盤を経由して胎児に母子感染する場合もありえます。
その場合、子供は先天梅毒となるリスクがあります。
胎児が妊娠早期に感染すると、死産または早産になるかも。
出産できた場合でも、生後から思春期に至るまで、病変が起こる可能性もあります。

こういうリスクを早めに防ぐために、産婦人科では妊娠早期に母体の梅毒の検査を行っています。

でも、できれば、妊娠する前に、婚前のブライダルチェックを受診してください。
梅毒だけでなく、いろんなリスクを早期発見しておくと、心に余裕を持って治療できるかと。


posted by サック at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 病気のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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